下仁田以外ではまず入手できない血筋の濃い貴重な下仁田ねぎの種です。
無理を言って下仁田ねぎの生産農家の方に譲っていただいております。
下仁田ねぎは普通のねぎと違い、栽培期間が13〜14ヶ月と長いのが特徴ですが、その分、丸々と太った甘味に特徴がある美味しいねぎに育ちます。
Q:どこでも栽培できますか?

4月に植え変えた下仁田ネギの苗
九州〜東北の広い地域で栽培は可能かと思われますが、どれだけ丸々と太く美味しく育つかは不明です。また、下仁田ねぎの特徴でもある甘さを求めるなら霜がおりる地域のほうが良さそうです。
もちろん、気候・風土・土質等の違いにより育ちが悪かったり、逆に育ちすぎてしまう場合もありそうです。
下仁田ねぎは、「下仁田以外では美味しく育たない」と言われておりますが、はっきりとした検証データはありません。ぜひチャレンジしてみて下さい。
※生育を保証することはできません。
※栽培方法については地域差、条件も違いますのでサポートはできません。ご了承下さい。
※プランターでも栽培できます。
Q:栽培方法は?

収穫時期の下仁田ネギ(12月)
■下仁田では、9〜10月下旬頃に種を蒔きます。
■土をよく耕し、多少湿り気のある状態にし、浅く作を引いて蒔きます。土は少しだけ、種が隠れる程度にかけます。 (かけすぎると発芽しません)
■種はあまり密集して蒔かない様にして下さい。
■蒔き終ったらビニールを張ります。(雨に打たれて表面が固くならないようにするためです。)
■発芽を確認したらビニールを取り除きます。
■雨が少なく土が乾くようであれば時々水を撒いて下さい。
■4月頃に育ちの良さそうな苗だけを選別して植え替えます。 肥料は植え替え時に撒いて下さい。
※※農家の方は様々な方法で土壌消毒をするようですが家庭菜園レベルでは不要かもしれません。
Q:栽培は難しいですか?
発芽さえすれば後はそれほど難しくはありません。(病気の心配はありますが)
⇒参考:下仁田ねぎができるまで
下仁田ねぎは暑さや水不足にも比較的強い農作物ですので、病気や害虫の難さえ無ければ思いのほか簡単に栽培できるのではないでしょうか。
※病気、害虫の対処方法、栽培方法のサポート等はできません。ご了承下さい。
Q:生育途中のねぎは食べられますか?
4月の植え替え頃〜1か月程度の期間で食べられます。
小ねぎ(わけぎ)よりもやわらかく、風味も強いのでとても美味しく食べられます。地元では年に一度、この時期にしか食べられない事もあり、とても人気があります。(市場にはほとんど出回らない珍品です。)